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牛乳ができるまで

牛乳ができるまでMILK

牛乳は
どうやってできるの？

毎日飲んでいる牛乳。とっても身近なものだけれど、どうやってできているのかな？牛乳ができるまでの流れと、らくのうマザーズの工場をのぞいてみましょう。

牛乳はどうやってできるの？工場の中ってどんなとこ？ちょっとのぞいてみようね！

牛乳が出来るまでの流れ

牛乳が出来るまでにたくさんの行程があります。

牛乳ができるまでを
写真で見てみよう！

1重さを量ります

工場に運ばれてきた生乳は車ごと重さをはかり、コンピュータに記録されます。生乳を受け渡した後、空っぽになった車の重さをはかって、その差が受け入れ質量（生乳の量）となります。
2受入検査を行います

工場に到着した生乳は「生乳受け入れ検査」が行われます。これは、その生乳を工場に受け入れてよいかどうかを検査するもので、タンクローリーからサンプルを採取して、厳しく検査します。
3生乳受入を行います

厳しい検査を通過した生乳が、工場に受け入れられます。いよいよここから「工場の中へ」。
4小さなごみを取りのぞきます

生乳に混じっている、目に見えない小さなゴミなどを清浄機（クラリファイア）で遠心分離し除去します。
5冷やしてタンクに貯めます

いくつもの厳しい検査に合格した生乳だけを工場に受け入れます。生乳は貯乳タンク（サイロタンク）でゆっくりと撹拌されつつ、5℃以下に保たれます。
6乳脂肪を細かくします（均質化）

生乳の乳脂肪は、小さな脂肪球として浮遊しています。そのまま静かに置いておくと上面に浮いてきて、クリーム層になってしまいます。ここで均質機（ホモゲナイザー）で圧力をかけ、乳脂肪の粒を直径10ミクロンほどから2～3ミクロンの細かい粒子にします。そうすることで生乳は均質化され、飲んだ時に脂肪やタンパク質が消化されやすくなります。
7殺菌して冷やします

プレート式の熱交換機を使って、130度で2秒間殺菌します。※超高温瞬間殺菌法-UHT
熱水にはさまれるような形で生乳が通過して、一気に温度を上げて殺菌します。熱交換機は予熱部と最終加熱部、保時部、そして冷却部のように異なった段階の処理が連続的に行われます。
8タンクに貯めます

殺菌の終わった生乳はパイプを通って貯乳タンクに入り、いよいよパック詰めの時を待ちます。
9充填前の検査を行います

実際に充填される前にテスト充填を行い、官能検査（かんのうけんさ）、比重検査、成分検査が行われます。この厳しい検査に合格しないと製品化されません。
10紙パックに充填

殺菌された生乳は紙パックに充填されますが、一連の作業は充填機により自動的に処理されます。充填機ブースは無菌状態に近づけるためにエアフィルターを装備し、気圧も外部より高められています。
11出荷前の検査

充填された製品の中から決められた本数を抜き出し、細心の注意を払って出荷前の検査をします。
12ケースに詰める

出荷前の検査を終えた製品は、機械によって次々とケースに詰められていきます。「らくのう牛乳」の出荷まであとわずかです。
13冷蔵庫に保管されます

ケースに詰められた製品は、冷蔵庫で保管されます。冷蔵庫の中で出荷前の検査結果を待ちます。検査結果をクリアすれば、いよいよ出荷です。
14いよいよ出荷

最後の検査をクリアした製品は、保冷庫に積まれ保管し、それぞれの牛乳販売店へ届けられます。長かった「牛乳ができるまで」の行程もこれが最後。らくのうマザーズの工場を後にし、「らくのう牛乳」の小旅行の始まり・・・あと少しでみなさまのお手元に到着です。

パックに牛乳を入れる～充填から出荷～を動画で見てみよう！

動画でみる

EXPERIENCEバーチャル工場見学