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健康情報

ミルモくんの健康情報~乳がんについて~

『マンモグラフィ検査』と『エコー(超音波)検査』

厚生労働省がん疾病対策課の指針では、「乳がん検診については40歳以上の女性は2年に1回のマンモグラフィ検査を推奨する」となっています。
一方、若年者などの乳腺密度の高い女性では、マンモグラフィのみでは乳がんを発見しづらいケースもあり、エコー検査の追加によって、より正確な検査ができます。
乳がん検診の受診方法の例として、20~30歳代ではエコー検査。40歳以上ではマンモグラフィとエコーの併用または一年おきの交互受診、と検査方法を上手に組み合わせて受診することが望ましいと考えられます。
『乳がんの自覚症状』
 ・乳房やわきの下にしこりがある。
 ・乳房にひきつれ、くぼみがある。
 ・乳頭の異常(湿疹・ただれ・分泌物)がある。
 ・乳房皮膚の異常(発疹・はれ・ただれ)がある。
  などの自覚症状があります。
初期の段階では、しこりもわからないほど小さく、痛みや体調不良などの自覚症状がない場合もありますので、症状が無くても定期的な検診が必要です。

 

『乳がんの罹患率』

国立がん研究センターによる最新のがん統計では、日本人女性の9人に1人が乳がんに罹患し、女性のがん罹患数(2018年データ)の1位となっており、70歳以下に限れば、女性のがん死亡数(2019年データ)の1位も乳がんです。

 

『最後に…』

乳がんは他のがんと比較して、早期に発見され適切な治療を行えば、良好な経過が期待できます。
( 5年相対生存率92.3%:地域がん登録によるがん生存率データより)
症状がない場合でも、1年に1回は乳がん検診を受け、何かおかしいと感じたら、次の検診まで待たずに医療機関を受診して下さい

 

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※PDFファイルです。
(資料提供:JA熊本厚生連)